長崎旅行3日目 その1 [旅行]
やっと3日目です。
3日目は長崎駅より北の地に行ってみました。
まず訪れたのは山王神社の一本柱鳥居です。
路面電車を間違えて3,4駅前に降りてしまって大変でした。
看板を目当てに進んで行って階段を上った住宅街に一本柱がありました。
爆風で吹き飛んだ左の柱。
左の柱の説明文。
一本柱になっても建って残っているのは凄いです。
この後行った原爆資料館で見た写真ではこの辺りはこの一本柱の鳥居以外は全て更地のようになっていました。
この残っている鳥居は2の鳥居で1の鳥居は残っていたそうですが交通事故でなくなってしまったそうです。
山王神社には被爆したクスノキが残っています。
被爆して枯れ木同然となったにもかかわらず、今では普通の木と変わらずに青々とした葉を付けています。
樹齢は5~600年だそうです。
生命力の凄さを感じさせられます。
次は原爆資料館に向かって行きます。
原爆資料館では、原爆の脅威や当時の写真、残っていた物などいろいろな物が展示、説明されていました。
こういうところに来るといろいろと考えさせられますね。
原爆資料館の上はちょっとした庭などになっていて綺麗に花が咲いていました。
アンネのバラというバラも咲いていました。(多分この花であってます)
続いて原爆落下中心地に向かいます。
原爆資料館から歩いてすぐです。
今は、原爆落下中心地公園となっています。
公園の横を流れている下の川。
浦上天主堂の遺壁。
この遺壁は原爆によって破壊された浦上天主堂一部で、ここに移設されたそうです。
原爆資料館内にも浦上天主堂の遺壁が移設されていました。
続いて平和記念公園に向かいます。
この平和記念公園がある場所は、元々は長崎刑務所浦上支所があった場所だそうです。
原爆で全壊、全焼してなくなった跡地に記念公園が建てられています。
平和記念像です。
裏側に回ると記念像を作成した作者の言葉が刻まれていました。
台座に平和に対する祈りを込めたことがが刻まれています。
「右手は原爆を表し、左手は平和を表し、顔は犠牲者の冥福を祈っている」と書かれています。
今度は浦上天主堂。
記念公園が高台になっているので記念公園から天主堂がよく見えます。
公園から10分くらい歩くと浦上天主堂に着きます。
入り口には原爆で焼かれた天使像が残されていました。
中を見終わったので、如己堂へ向かいます。
如己堂の名は「己の如く隣人を愛せよ」という意味だそうです。
如己堂を見て、南の方へ電車で戻りました。
長崎の原爆の傷跡を見ると心が痛みます。
山に囲まれた地形だったので被害が少なかったということですが、それでもたくさんの犠牲者がでたのですよね。
by miffy (2007-09-26 13:17)
>miffyさん
浦上方面は山に囲まれているので確かに被害が少ないとも言えるのかもしれないですが、かなりの方が亡くなられていますね。
by たかぼん (2007-09-27 10:13)