東明山 興福寺 長崎 [旅行]
眼鏡橋の後は興福寺に向かいました。
寺町と呼ばれる場所にあって本当にお寺ばかりが並んでいます。
興福寺に向かっている途中に有名な料亭「一力」がありました。
敷居が高そうな入り口。
一力は写真だけ撮って興福寺に向かいます。
一力からまた暫く歩くとやっと興福寺に着きました。
興福寺は国内にある唐寺の中では一番古く、元和6年(1620年)に建立したそうです。
興福寺の山門です。
朱塗りの立派な門構えです。
拝観料を払って中に入ります。
入って少し階段を上ると「鐘鼓楼」があります。
梵鐘は戦時中に供出し、戻って来ていないそうです。
そして向かいには「媽祖堂」。
「媽祖」とは航海の神のことです。
昔は唐から長崎までの危険な航海を守ってもらうために祀っていたそうです。
媽祖堂の横には「大雄宝殿」があります。
凄く大きな建物です。
戦前には国宝に指定されていたそうです。
中には約300年前に製作されたと言われている隠元禅師と黙子如定禅師の木造が安置されています。
大雄宝殿の右に「鰍魚」が吊るされていました。
この鰍魚はお寺のお坊さんに飯時を告げる為に叩いたそうです。
明治初期に建てられた集会所に入るための三江会所門もありました。
この門の敷居は「豚返しの敷居」といわれています。
通常より敷居が高くて2段式になっています。
人が通る場合は、1段にしていたそうです。
三江会所については原爆で大破してしまって現存はしていません。
旧唐人屋敷門もあったので当時住んでいた唐の人の住居が奥にあったのかと思っていたら現存していた門を市が買い取って興福寺に移したそうです。
中島聖堂遺構大学門も市が買い取り興福寺に移したそうです。
この中島聖堂は東京の湯島聖堂、佐賀県の多久聖堂とともに日本三聖堂のひとつで最も古いそうです。
興福寺は崇福寺ほどのインパクトがなかったですが、趣があってよかったですね。
「豚返しの敷居」って、命名がすごいですね~(^_^)
by (2007-09-18 23:51)
>いけ麺さん
名前がそのままですね。
豚が入ってくるのを2段の高さにして防いでいたそうです。
by たかぼん (2007-09-19 00:13)
いい建物ですね。
by kikuzou (2007-09-19 18:24)
>kikuzouさん
何百年も前から建っていて歴史もあってこういう建物はホントいい建物です。
by たかぼん (2007-09-19 23:32)
一力も有名ですが料亭花月に行くと龍馬の刀傷が見れますよ。
by miffy (2007-09-19 23:35)
>miffyさん
花月も目の前までは行きました。
竜馬の刀傷の部屋とかは食べた人でないと見れないんですよね?
by たかぼん (2007-09-19 23:44)